研修会・巫女教室

研修会

研修会は、有資格者と養成講座受講生を教化育成する会で、定期的に行われています。
神主・巫女・職員の成長に大切な研修で、毎月1回行っております。

慣れてくると我流になりがちな作法を見直す事や、大祭式の練成、衣冠・装束の着付け・取り扱い、地鎮祭などの出張祭まで、毎回テーマを持って実践的な研修を行っています。


研修の一部をご紹介いたします。

◆御扉開閉(みとびらかいへい)

御扉開閉

本殿に鎮座されている大神様を守る扉を御扉(みとびら)といい、例大祭などの重要な神事の際に開かれます。
日ごろ固く閉ざされた御扉を開く事によって、より近くに神様を感じて御神徳を賜ります。
厳粛で複雑な動きを必要とする作法です。
繰り返しの錬成を行う事で習得でき、社務殿に設けられた摸擬神殿を使用して勉強します。

◆伝供(でんく)

伝供

神餞(しんせん)とは神様に捧げるお供え物の事で、伝供とは神饌所より神前へお供え物を運ぶ作法です。
神饌は、人の息が掛からない様に目線まで持ち上げて取り扱われ、祭員から祭員へと順番に繰り出して運ばれます。
その所作連携は、祭員の姿勢や高い集中力によって維持されます。

◆寒中水行

寒中水行

潔斎(けっさい)とは神事にあたってはもちろん、神主が白衣に身を包み自らの心身一切を清める為に毎日行う水行です。

冬季に行われる寒中水行は、凍える様な水を被り「大祓」を唱えて行われます。精神と体をさらに鍛える為に、毎年12月〜2月まで取り組んでいます。

◆年末には新年の九星・星廻り・方位の勉強会を。
また、しあわせ白書を用いたしあわせになる為の勉強会を行ったりと、心技体、様々な研修を初心に立ち返って取り組んでいます。

夏休み巫女体験教室(期間限定)

対象 中学・高校・大学生(凡そ15才〜22才の一般女子OK)を対象に、真面目に勉強したいという方を望みます。
勉強 夏休みを利用して、7月28日〜8月1日の5日間
時間 8:00〜16:45
内容 お参りの仕方などの基礎的な作法を習い、巫女さんの職務を勉強、お手伝いをして体験していただきます。
また神楽は「浦安舞」を覚え、8月1日の月次祭に舞って勉強成果を披露。
人数 8名まで
募集 日程は4月末に発表し、5月より募集。
衣服 巫女の衣装・装束はお貸ししますが、白足袋は持参ください。
会費 5,000円(含・食事代)(一括前納、途中で止めても返金しません)
禁止 この間は黒髪で、濃い化粧・マニキュアなどは出来ません。
その他
  1. 履歴書を持参(写真付き)
  2. 親の承諾が必要(中学・高校生)
  3. 指示・指導しても従わない方、周囲に迷惑をかける行為をする方は、その場で遠慮を願います
  4. 「修了書」を授与します


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